…山小屋の朝は早い。
目覚めれば朝の3時。
辺りはまだ真っ暗ですが…この時間から最高のショーが始まります。
私が山に登る理由。
それはこの一瞬を楽しむためと言っても過言ではありません。
山の朝は雲海から始まります…。
この日も素晴らしい雲海が広がる。
遠くが赤く染まってきたら間も無くご来光です。
東に向かってカメラを構える人々。
まるでヒーローの後ろ姿かのような。
朝のショーを堪能したら、朝ごはん&身支度を整えて二日目出発!
この日は白馬三山の残る2つ。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳を目指します。
しばらくは…天上界の散策路。
目指す杓子岳は前方右手で悠々と構えています。
振り替えれば昨日ピークを踏んだ白馬岳が。
ここで一度分岐点。
杓子岳へは直進すれば頂上です。
右手の分かれ道を進めば、杓子岳をパス(トラバース)して次の白馬鑓ヶ岳方面へスキップできます。
(今回は相方だけ杓子岳ピークを踏んできました)
正面中腹に続いているが私の進んだトラバース道。
ここで杓子岳山頂を踏んだ相方と合流します。
この後が最後の登り!杓子岳との按部から鑓ヶ岳へと一気に登る!
ふう!ラストの登りを休み休み登って何とか登頂!無事にピークを踏めました!
振り替えると歩いてきたトレイルがくっきり。
正面右のピークが白馬岳。
高山植物の女王、コマクサにも労ってもらえました♪
さて。ここからは一気に下ります。
本当はこの下にある鑓温泉小屋に宿泊したかったのですが…相方と日程が合わず断念。
しかーし!せっかくなので秘湯に立ち寄り!
どうですー?このロケーション!
柵もない開けっ広げ!
基本混浴ですが、夜間には女性専用タイムが設けられていました。
(日中は女性にはハードル高いですね)
こちらで少々足を休ませて…ここから最後の下り3時間!
途中、こんな水場で休憩挟みつつ順調に下りの歩を進める。
が。
トラブル発生。
ゴールまで残り1時間というところで…私の持参していた水分が切れた!
と、いうよりペットボトル落とした!
急に不安になる。
水分無しで大丈夫かな。
急遽相方と相談。
相方『分かった。持ってけ。』
なんと!残り250㍉㍑のペットボトルを差し出す!
相方『その代わり俺はペース上げる。そっちは自分のペースで降りてこい。』
元々トレイルランナーでもある相方。
ペース上げれば30分程度で降りれると判断。
限界ギリギリの私は相方から分けてもらった水分を使いながらできるだけ自分のペースで下る。
そして1時間後。無事に駐車場で合流!
少々冷や冷やしましたが、無事に下山することができました!
毎年7月の年中行事でもある登山。
今年はどこに行こうか!計画しておきますー!
(コロナ落ち着いてると良いけど)