出演者のトラブルにより、2週間遅れで始まったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』
(NHK公式HPより)
麒麟とは、首の長いアフリカサバンナにいるキリンではなく、日本古来から伝わる想像上の生き物。
どうやら一説には、麒麟は平和をもたらす生き物と考えられていたようで、今回の大河ドラマは『戦乱の世の中を終わらし平和をもたらす使者』として麒麟がタイトルに使われている様子。
日本史上でも、最もスリリングでロマン溢れる時代である戦国時代。
数多の英雄が群雄割拠した時代でもあります。
戦国時代とは、応仁の乱からはじまった統一政権の無い時代。
統一政権がないということは、現代でいえば憲法も法律も警察すらいない世界。
民衆は力のある領主にすがるしかなく、地方領主はより力のある大名を頼り自らの領民と財産を守るしかありませんでした。
そんな中、全く異なる価値観でこの乱世を終わらそうとした織田信長とその配下の武将たち。
民衆のニーズ=秩序ある争いの無い社会を実現すべく邁進した織田信長とその軍団。
明智光秀は、本能寺の変でその織田信長を討った謀反人として有名です。裏切り者というイメージが強い方も多いでしょう。
ですが!!
僕は織田信長があのまま政権を確立した場合、天皇家すら滅ぼしていた可能性がある…と考えています。
そういう意味では、現代まで続く天皇家、そして日本の価値観を守った功労者とも考えられます。
これからどんなストーリーを紡ぐのか。非常に楽しみです!
解説はじめました!